【実践】デジタルマーケティングに効く!実践的なペルソナ設計フレームワークと作り方
「そろそろ本格的にデジタルマーケティングをやりたい」
そんなとき、まず必要になるのが「ペルソナ設計」です。
しかし、
- 「なんとなく年齢・性別だけ決めてる」
- 「作ったはいいけど、活用できていない」
という声もよく聞きます。
そこで今回は、“このまま使えるExcelフレームワーク”付きで、ペルソナ設計の具体的なやり方とその活用方法を丁寧に解説します。
なぜペルソナが重要なのか?
デジタルマーケティングでは「誰に、何を、どのように届けるか」がすべての起点です。
それを具体化するのが**ペルソナ(=理想の顧客像)**です。
ターゲットを「30代女性」だけで括るのではなく、
「2児のママで時短命、夜のインスタで情報収集する“働くママ”」
まで落とし込めれば、
広告の文言、配信タイミング、LPの見せ方まで大きく変わります。
ペルソナ設計に使える質問フレームワーク(Excel付き)
以下は、私たちが実際に活用しているフレームワークの質問項目です。これを埋めていくだけで、マーケティング施策に直結するリアルなペルソナが作れます。
カテゴリと質問項目一覧
カテゴリ | 質問の目的 |
---|---|
基本情報(属性) | ターゲットの基本像(年齢・性別・職業など)を明確にする |
仕事・キャリア | BtoB施策や業務課題との接点を明らかにする |
デジタル接点・メディア接触 | 情報収集チャネルと広告配信先の選定に使える |
ライフスタイル・価値観 | 訴求ポイントや表現方法のヒントになる |
課題・ニーズ・行動 | CVポイントやLP構成の根拠になる |
ブランドとの接点 | カスタマージャーニー設計に直結する |
一言で言うとどんな人? | チーム間で共通認識を作るラベルとして機能 |
実際のペルソナ記入例
今回は以下のような仮想人物でペルソナを作成しました:
「デジタルマーケティングを導入したい中小企業の経営者」
一部抜粋:
- 氏名(仮名):佐藤 健一
- 年齢:45歳
- 職業/役職:印刷会社 経営者
- 業務課題:紙媒体の需要減、新規顧客の獲得難
- 使っているSNS:Facebook、YouTube
- 悩みのキッカケ:既存取引先の廃業
- 一言で言うと?:「アナログから脱却したい地方の中小企業社長」
この内容を元に、「どのSNS広告が効くのか」「どんな言葉で刺さるのか」「比較検討に何が必要か」まで戦略が練れます。
無料ダウンロード:Excelペルソナテンプレート
以下のリンクから、質問項目+補足説明+記入済みペルソナ入りのExcelファイルをダウンロードできます。
含まれる内容:
- フレームワーク質問一覧
- 活用目的の補足解説
- デジタルマーケティング導入企業向けの記入例
まとめ:設計→活用までがペルソナの価値
ペルソナは作って終わりではありません。
作成→活用→検証→改善というサイクルで進化させていくものです。
このテンプレートを活用して、自社のマーケティング戦略をより“刺さる”ものにしていきましょう。